bauxite:チラシの裏 - OS2/API/タイマ

OS2/API/タイマ

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[[OS2]]/[[API|OS2/API]]

!!! API

OS/2 のタイマ API：

* インターバルタイマ - [DosStartTimer|http://www.warpspeed.com.au/cgi-bin/inf2html.cmd?..\html\book\Toolkt40\CP1.INF+1790]/[DosStopTimer|http://www.warpspeed.com.au/cgi-bin/inf2html.cmd?..\html\book\Toolkt40\CP1.INF+1811]
* ワンショットタイマ - [DosAsyncTimer|http://www.warpspeed.com.au/cgi-bin/inf2html.cmd?..\html\book\Toolkt40\CP1.INF+87]

（ほぼ）一定の時間間隔で／時間後に一度だけ、イベントセマフォにポストする。イベントセマフォは共有（DC_SEM_SHARED）でないといけない。((br))
ユーザー関数にコールバックする機能はないので、必要な場合は、たとえば別スレッドで DosWaitEventSem 後に呼び出すとかするしかない。でもどうせスレッドがいるならその中で [DosSleep|http://www.edm2.com/index.php/OS2_API:DosSleep] ぶん回してればいいんじゃね？ みたいなことになりかねない罠。

!!! 分解能

タイマAPI や DosSleep の分解能は<strong>かなり粗い</strong>。通常は 32ms 単位。つまり DosSleep(1) を１００回まわすと 0.1 秒どころか３～４秒かかる。

ただし、実行スレッドの優先度がタイムクリティカルの場合は 8ms の精度を得ることができる。さらに V4.50 レベルの OS/2 なら[カーネルと CLOCK01.SYS をアップデート|ftp://ftp.software.ibm.com/ps/products/os2/fixes/update-kernels/]して CONFIG.SYS 中に CLOCKSCALE=4 を書けば 1ms 単位の分解能が得られるようだ（この場合も、タイムクリティカルスレッド以外では依然として 32ms のようだ…orz）。

とりあえず添付：<<{tsttick_20080903.zip}

ひとつ気づいたんですが、タイマ API や DosSleep の発行時だけタイムクリティカルにしておけば一応いけるのか？

あとなんかドライバ経由の高精度タイマがあったよなあ。なんだっけ。timer0？ 実はよく知らない…。

!!! 参考

* [High Resolution Timing under OS/2|http://www.edm2.com/index.php/High_Resolution_Timing_under_OS/2]
* SDL for OS/2 のソース：[SDL_systimer.c|http://svn.libsdl.org/trunk/SDL/src/timer/os2/SDL_systimer.c]

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