OS2/Unix っぽい(開発)環境

てゆうか configure や make 時に unix っぽいツール群を要求するプログラムをどうにか作ってゆきたい、というだけの話。

ux2bs

(未稿)

Moztools

とりあえず Mozilla 方面のビルドに必要なツールを集めて、それを使わせてもらおうかな、ぐらいの考えでやってみる。

所在(というか情報源)

一部のツール(てゆうか setmozenv.cmd)は本家からしか落とせない。

Moztools 以下のディレクトリに入れるやつだけ集めたのを固めておいた。

mymoztools-20051025.zip

基本的には上の情報源通りのバイナリを集めた(Moztools 内だけなので、autoconf, gcc, perl などは入ってない)が、一部異なる。

  • zip は内藤さんによる MBCS 版(バイナリは emx+gcc)
  • patch は hobbes にあった gnupatch.zip (だって rpm ほどくのメンドいんですもの…)
  • あといくつか余計なツールが入ってたような気がするが、確かめるのが面倒なので放置している

それっぽく仕立てる

emx 標準の gcc-2.8.1 を使うことにする。(バージョン 4.50 未満の OS/2 を切り捨ててもいいんなら Innotek GCC でもいいんだけど…)

  1. emx 関係の開発ツールひととおり入れる(emxrt, bsddev, emxdev, gnudev, gppdev あたり、それと必要なら divemmsystem のヘッダ、あとは emxfix04)
  2. Moztools 関係を入れる
  3. 上の情報を参考にして、autoconf や perl を入れる
  4. 環境変数とか PATH とか LIBPATH なんかをてきとうに設定する
    setmozenv をすこしだけいじったやつ→ set281env.cmd
    (C: ドライブ以外に OS/2 を入れてる場合は ROOT の変更が必要…と書いておかないと自分で忘れそうだ)

めも

  • たまーに ash だと胡乱な動作をするスクリプトがあるような(でも他の sh だとだいぶ遅くなる)。
  • 問答無用で /bin/sh を要求するスクリプトが存在する。OS/2 側に \bin ディレクトリ作ってそれっぽい sh.exe をコピーしちゃっておいたほうが面倒がなくていいかもしれない。
  • set GCCLOAD= はきわめて重要。いや、なくても動くけど configure の動作速度があまりにも違いすぎる。ないと死ねる。(あるいは emxload でロードしておくのも可)