nkf 2.0.7-beta (2006-05-06) for DOS, OS/2 1.x

desription
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nkf version 2.0 の 16bit 版バイナリとソースです。
MS-DOS 用と OS/2 1.x 用のバイナリが同梱されています。


system requirememt
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nkf DOS 版:
 - 8086 および上位互換 CPU。
 - DOS 3.0 以上。
 - コンベンショナルメモリがどの程度必要なのかは不明ですが、すくなくとも
   256k バイト程度の空きがあれば一応動作するもよう。

nkf OS/2 1.x 版:
 - OS/2 バージョン 1.x（バージョン 2.0 以上の 32bit OS/2、および OS/2 1.x
   互換機能内蔵の Windows NT/2000 でも実行可能）。


contents
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dos/
  nkf.exe	DOS 用バイナリ
os2v1x/
  nkf.exe	OS/2 1.x 用バイナリ
patched.src/
		パッチ適用済みの nkf ソース全体
nkf-sj.doc	各種マニュアル
nkf.1sj
nkfdos16.txt	（これ）

nkf2-20060506-dos16.diff
		http://sourceforge.jp/projects/nkf/ の cvs から入手可能な
		nkf のソースに対するパッチ

dos 用のバイナリは upx 2.00 (http://upx.sourceforge.net/) で圧縮してあります。


how to build
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DOS, OS/2 1.x 版のバイナリは OpenWatcom 1.4 の 16bit ターゲットコンパイラ
(wcl) を使って作成しています。

DOS:
    wcl -bt=dos -0 -os -ml -zt=184 -DINT_IS_SHORT nkf.c utf8tbl.c -l=dos

OS/2 1.x
    wcl -bt=os2 -2 -os -ml -zt=184 -DINT_IS_SHORT nkf.c utf8tbl.c -l=os2


Microsoft C++ 7.0 , Visual C++ 1.x でも、おそらく以下のようにすれば
16bit DOS 用のバイナリを作成できます。

    cl -G0 -O1 -AL -Gt184 -DINT_IS_SHORT nkf.c utf8tbl.c

（-Gt の数字はもっと小さくする必要があるかも）

Borland C++ で作った 16bit DOS 用バイナリは、現在のところ正しく動作しません。


changes
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元の nkf-2.0.7 (2006-05-06) に対する主な変更点:

 - int -> nkf_char
   INT_IS_SHORT のときは nkf_char を long にしておく。
 - struct normalization_pair 内の int 配列を nkf_nfchar 配列に。
   INT_IS_SHORT のときは nkf_nfchar を unsigned char にしておく。
   （サイズ圧縮のため）
 - 0x8000 以上の定数を long 化。
 - IOBUF_SIZE を削減（サイズ圧縮のため）。
 - utf8tbl.h 新設。nkf.c 関数内の extern を撤廃。

int -> nkf_char の置換はかなり大ざっぱにやってしまった（ソース全体を機械的に
全置換し、そのあと int でもかまわなそうな個所は手動で戻した）ので、もしかすると
問題が出る場合があるかもしれません。
とりあえず DOS, OS/2 版ともに test.pl のテストはパスしています。

どうしても 16bit じゃないと困る、という場合を除いて、32bit 版のバイナリ
（Win32, djgpp, OS/2）のご利用をおすすめします。
バイナリサイズや実行速度の面から見ても、16bit 版のアドバンテージは
実のところほとんどありません（むしろ 32bit 版より劣るかも）。