OS2/bldlevel
EXE とか DLL の DESCRIPTION を読み取り、それが一定の書式に基づく場合は情報を表示する、というような感じ?
DESCRIPTION
なんか書式に関するあんまり詳しい資料がないような気がする。 OS/2 DDK のドキュメント USEDDK.INF 内の "Module Level Version Control" にいちおう説明がある。 こんな感じ:
- 先頭は @# で始める
- その次がベンダ名。区切りはコロン (:)
- その次はバージョン番号とリビジョンレベル。
書式は MajorVersion.MinorVersion.MajorRevision.MinorRevision となり、各バージョンとリビジョンはピリオドで区切られた英数字で表す。リビジョンは省略可能。
「バージョン番号は機能と累積フィックスレベルを表します」と useddk.inf には書いてある。 - #@ でおしまい
- その後ろはコメント領域として使える。DESCRIPTION エントリの最大値は 256 バイトなので、全体でそれ以下の文字数にする
(特に記述はないが、誤認識の可能性を考慮すると @, #, : あたりの文字は使わないほうがよさそう?)
しかし、実際にはこれより多くの情報が収められていることがある。 これの詳細に関して公開された資料はあるんじゃろか。
C:\>bldlevel \os2\dll\cidlog.dll Build Level Display Facility Version 6.10.480 Oct 6 2000 (C) Copyright IBM Corporation 1993-2000 Signature: @#IBM:11.250#@##1##Tue Jan 04 12:49:55 2000 bwbld150:xxxxxxxxx:tw:CHT:0::@@ CIDLOG - Copyright (C) IBM Corporation, 1997 Vendor: IBM Revision: 11.250 Date/Time: Tue Jan 04 12:49:55 2000 Build Machine: bwbld150 Language Code: tw Country Code: CHT ASD Feature ID: xxxxxxxxx File Version: 11.250 Description: CIDLOG - Copyright (C) IBM Corporation, 1997
つーかなぜ日本語版 OS/2 の DLL なのに台湾?