VM/VirtualPC
VM/VirtualPC
対象
ここに書かれている内容はだいたい Vista(Virtual PC 2007 SP1)ぐらいまで。 Windows 7 以上用の Microsoft Virtual PC やら Hyper-V やらは旧式環境はすでに想定外となっているようです…(メニューでフロッピーディスクのマウント制御できないので使う気が失せる。設定ファイルを直接触って制御するっぽい外部ソフトはいくつか存在するようですが…)。
ドライバ
ビデオ (Trio64)
Guest Addition に Windows 3.1 用のドライバってないのね。
ええっと…Trio64 だっけ?
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S3 - Driver Download - Legacy Driver
たぶん Trio64V+ (765) のあたりだと思う。
OS/2 用の日本語ドライバもある。J2.1 も対応しているとドキュメントに書かれていた気がするが、そのまま入れるとハングアップする。J2.11 では導入に少し面倒な手順が必要かつ動作が不完全という悲しい結果。(V3 以降の Warp なら fix あてて素直に Guest Addition のドライバ使ったほうがいい)
その他ミラー
- http://ftp.isu.edu.tw/pub/Hardware/S3/ → v68drv あたりかな?
- ftp://ftp.nsysu.edu.tw/Hardware/stuff/multimedia/S3/
あとはドライバアーカイブ名でぐぐる(kw317004.zip、jpn16902.zip あたりですかねえ)とか各PCメーカのサポートサイトを検索すればドライバ見つかるとは思う。
オーディオ (SoundBlaster16)
今のところは、DOS, Win3.1 用ドライバも Creative 公式でダウンロードできる。
しかし探すのがめんどくさい…現時点での到達手順を念のため書いておく(2014-01-26 現在のもの。サイト構成は予告なく変更することがあります…いやほんと勘弁)
- 米国 creative サイトに行く http://us.creative.com/
- CUSTOMER SUPPORT の Technical Support クリック
- 製品カテゴリーの中から Sound Blaster 選ぶ
- Sound Blaster の製品一覧が出る…のだがいまさら ISA のサウンドカードなんか載ってるわけもないので、一番下のほうにすげー小さく書かれた "If your product is not listed above, please click here" のあたりをクリック
- 製品リスト選択画面になるので Others クリック。右端に出る Archived Products のリストの中の "Sound Blaster 16" あたりをクリックして Next ボタン押す
- All Downloads の Manual Selection の OS 指定を Win3x にして SUBMIT ボタン押す(DOS でもいいかも)
- いくつかダウンロードファイルが出るはず。とりあえず "Sound Blaster 16/SB32/AWE32 Basic Disk for DOS/Windows 3.1 Installation" とかいうやつだけダウンロードしておけばいいんじゃないかな…
例によってドライバの実ファイル名で検索(sbbasic.exe)して済ませてしまいたくなる…。
Tips, Workarounds, etc.
- VPC2007 を Windows2000 にインスコする方法 → http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/win/1161082161/135
おもに DOS 系。
MSKB 方面:
- VPC2004:MS-DOS プロンプトで日本語入力をオンにするとフリーズする 「ホストに Ctrl-Alt-Del かましてから Esc でキャンセル」ってのもひどいソリューションだ。ちなみに OS/2 ゲストでもこの不具合は発生する。VPC2007 で直ってんのかこれ?(→たしか直ってた)
- MS-DOS モードまたはコマンド プロンプトから CD-ROM ドライブにアクセスできない ちなみに MS-DOS 6.2/V 付属の MSCDEX だと VPC2004SP1 の Addition の CD-ROM イメージにアクセスできない(ディレクトリは見えるけどファイルが読めないとかそんな感じ)。
- DR-DOS が Virtual PC 2004 でクラッシュする 機械邦訳がアレなので英語で。まあ DR-DOS の EMM386 はいろいろトラブルの元なので、どーしてもマルチタスクやりてーとかいうのでなければ別のメモリマネージャ(jemm とか)使ったほうがいいと思う。
公式 blog (virtual_pc_guy) 方面:
- VPC2007 に DOS Addition を入れる 要は「VPC2004SP1 の msi から "DOS Additions. VFD" をぶっこ抜くがいいさ」ということらしい。
- VPC がサポートしている FD イメージのフォーマット 360k, 720k, 1.2M, 1.44M, 1.68M(DMF), 1.72M(XDF)
- DOS の設定 DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM I=B100-B7FF I=C600-C7FF I=CC00-CFFF I=E600-EFFF FRAME=D000
- DOS のサウンドドライバ導入 環境変数 BLASTER は手動設定 (SET BLASTER=A220 I5 D1 H5 P330 T6)
- Norton Ghost のネットワークフロッピー
- 汎用 TCP/IP Bootdisk
- DOS で IPX ネットワークの設定 → DOOM が Head to Head で対戦できるお
- Windows 3.0――EGA ドライバを使う、もしくはエンハンストモードにしないこと(日本語版はどうすんのか…)
- Win32s 1.30 は動作しないので 1.25 使ってね、的なこと。
- Win 3.11 にネットワークドライバ入れる WfW の TCPIP スタックって現時点(2013/12)でまだ落とせるんだな…
- OS/2 Warp V4 に fixpak15 を適用して Guest Addition をインスコ この方法でいけたっけなあ…(まず fp5 というか FX00505 を適用しておいた方がいいような気がしないでもない)
- Guest Addition 入れた Windows ならレジストリ見ればホスト情報取れるよ、的な
- 起動オプション: -usehostdiskcache
- 起動オプション: -singlepc
- システム環境変数 MYVIRTUALMACHINES でデフォルトのフォルダ位置を設定できる
- Microsoft Loopback Adapter とインターネット接続の共有を使った NAT、とかなんとか
その他。
VPC のループバックと NAT を同時に使ってインターネット接続しつつホスト⇔ゲスト通信してみる、的な
手順のおおまかな訳:
- ホストに Microsoft Loopback Adapter インスコ
- ゲストVM のネットワーク設定。アダプタ 1 が NAT、アダプタ 2 が Microsoft Loopback Adapter
- ホストの Microsoft Loopback Adapter の TCP/IP 設定。IP アドレスを 172.16.16.2 に設定して、サブネットマスク 255.255.255.0、デフォルトゲートウェイと DNS は設定しない
- ゲストの(Microsoft Loopback Apapter に対応しているほうの)アダプタの TCP/IP 設定。IP アドレスは 172.16.16.4。サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS 他はホスト側設定と同様
- ホスト側で静的ルーティング設定: route -P add 172.16.16.4 mask 255.255.255.255 172.16.16.2 metric 1
- ホスト側の hosts ファイルにゲストVM の名前追加: 172.16.16.4 localserver
- 今度はゲスト側の静的ルーティング設定と hosts 追加。ホスト側 IP (172.16.16.2) とゲスト側 IP (172.16.16.4) は適当に入れ替えて、ホストの名前は hostpc とでもしておく
これでホスト→ゲストは localserver で、ゲスト→ホストは hostpc という名前でアクセスできるようになる