VM/VirtualBox/temp

VM/VirtualBox/temp

OS/2 ホスト上で 4G 以上の vdi イメージが作れない関係の(暫定的)対策。

1.6.0 向け: vbox-r8522-os2-vdi-over4g-20080512.zip

とりあえず DBCS パス名まわりと SDL の日本語キー関係、GUI(Qt3) での NLS キー状態殺しに関する OS/2 むけ fix だけ。

1.6.0 向け: vbox-r8522-dbcsfix-20080504-diff.zip

1.5.6 向け: vbox-r7691-dbcsfix-20080422-diff.zip
vbox-r7691-dbcsfix-20080417.zip

OS/2 ホスト野良ビルドの方法

基本手順 : http://www.virtualbox.org/wiki/OS/2%20build%20instructions
Paul Smedley 氏による補足 : http://groups.google.com/group/comp.os.os2.apps/msg/03dde3ef412714be?dmode=source (環境変数 VBOX_PATH_GLIB, VBOX_PATH_LIBIDL の設定)

Qt3 については Paul Smedley's build environment にコンパイル済みのライブラリがある。ここに入ってる psqt.dll は DBCS 関連の表示に難あり。日本語リソースをまともに表示したいなら、自分でソースをアップデートして再構築するか、もっと新しい DLL をどっかから調達する(20080404 版の vbox ビルドに入ってるやつならOK)。

ビルド手順に関する若干の補足

svn 版の話。オフィシャルリリースの tarball からのほうが、(実は)構築が面倒。

  • glibidl の zip アーカイブは最初からベースディレクトリがあるので、tools/os2.x86/ で unzip すればいい。自分で glibidl ディレクトリを掘る必要はない。
  • libc (klibc) の最新 trunk をチェックアウトしてシンボリックリンクを張れ」的なことが書いてあるけどできればやりたくないなあ、でかいし…というか、
    • svn 版はふつーに checkout すれば kLdr も勝手に持ってくる。自分で展開する必要はない。
    • libc リポジトリ内のファイルで本質的に必要なのは os2ddk 方面のヘッダだけ。必要な部分だけ実ファイルをコピーすれば libc のソースツリーは不要。
  • なんか openssl の libcrypto が必要みたい(ほんとに使ってるのかどうかはシラネ)。Config.kmk を見る限り、SDK_VBOX_OPENSSL_INCS と SDK_VBOX_OPENSSL_LIBS をてきとーに設定すればいいのかな。
  • xerces と xalan のソースはつっこまなくてもビルドできたけど、そういうもんなんでしょうか。

ソース一式持ってくると 150M バイト程度。リリース版をビルドするとさらに 250M バイト程度ディスク占有量が増える。デバッグ版だとたぶんその倍以上使うと思われ。

バージョン 1.6.0 (r8522) 分の補足 (2008-05-01)

  • envos2.cmd 実行の前に BUILD_PLATFORM=os2 の設定が必要なんだろか(無指定のままだと「os2 を(小文字で)設定しろ」的な警告が出る)。
  • BUILD_TARGET=os2 の設定もいるんですかね?
  • idl 関係の再構築に xpidl.exe を使う。kmk 過程で生成される glib.dll と libIDL.dll の入ってるディレクトリに LIBPATH が通しておかないと xpidl が動かないのでビルドに失敗する。
    ENDLIBPATH に(os2 のリリース版だと) vbox\out\os2.x86\release\bin\sdk\bin あたりを設定してしのいでみた。
  • …あら、もしかして vbox\tools\os2.x86\bin も足さないとダメか。